お客さまのイメージをカタチにしてお届けする、オーダーメイドの納品事例。今回は、保育園の保育室へお届けした家具をご紹介いたします。何歳くらいのお子さまが、どんな物をしまうために、どんな空間に設置するのか、副園長先生とご担当の先生から詳しくお話いただきながらお作りさせていただきました。

ご要望
毎日、約20名の園児たちが遊び、学び、成長するためのお部屋です。この大きな空間を家具で間仕切って、集中力を育むことができるような小さなスペースを作りたいと考えています。主に、1歳から2歳までの園児たちになりますので、たとえぶつかっても「痛かったね！」で済むように、角はまるく仕上げてほしいです。ヨイショ、とつかまり立ちする子どもたちもいますので、触れながら育っていく道具として、安全で質の良い木製のものを取り入れたいと思いました。子どもたち目線で、明るく健康的なお部屋をイメージしています。

背板有りでグルッと囲いタイプ、オープンタイプで風通し良く
壁に対してL字に組めば、小さなミニスペースの完成。他のチームとほのかに区別することで、集中して遊べたり、先生のお話に夢中になれます。身長約80cm前後のみんなと同じく、高さ80cmのシェルフ。両側に手掛けがあり、先生同士で楽に組み替えられるようにお作りしました。

小さなお子さまの目線にちょうど良い、高さ60cmタイプも。こちらは、オープンタイプにすることで、両側から取ったり戻したり、仲良くシェア使いができます。コの字に組み合わせた際に、圧迫感なく、向こう側に先生の声や姿が見えるようにすることで、安心感にもつながります。

空間を仕切りながら、専用ホックにバックを収納
背板付きのシェルフを上手に使えば、大きな教室に小さな空間をいくつも作ることができます。また、その後ろには、先生の素敵なアイデアによって、小さな専用ホックを設置。こんなふうに、かわいいトートバックがズラリと並んでいました。

最後に・・・
たくさんの子どもたちが集まる保育園の保育室には、いろんな道具があり、日々お友達と一緒に学び、遊んでいる様子が目に浮かびました。特に、今回のシェルフの中に納められた、数々の道具たち。その中には、先生たちのハンドメイドによるオリジナルアイテムも多数あり、安全に楽しく学んでほしい、という先生の想いが伝わってくるものばかりでした。そんな、素敵な保育園に家具をお届けできて光栄です。

今回は、床暖房を設置されているお部屋でしたので、室内環境にも十分配慮し、材木店様とのお打ち合わせを重ねて、お作りいたしました。みなさまの健やかな成長をスタッフ一同心より願っております。この度は、弊社のオーダーメイド家具をお選びいただき、誠にありがとうございました。

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